鬼塩ラーメン 700円
何かと話題の「HEY!たくちゃん」さんのお店。
いかんせん場所が悪い。ラーメン店が複数入居するビルの5階。
定休日でもビル自体はオープンしているので、勘違いするかもね。
とはいえ、「東京ラーメンショー 2011」ラーメンバトル優勝のお墨付き。
お昼時は近所のサラリーマンなどで賑わっている。
看板の「鬼塩ラーメン」を注文。券売機ではなくオーダー制。
丼が到着。レンゲが無かったので麺を啜る。
麺は細ストレート。加水率が低くボソッとした食感だが、小麦の風味が感じられる。
丼は縁が厚く、垂直に立っているのでスープを飲むには適さない。
他のテーブルを見るとレンゲが渡されているので、単に忘れただけのようだ。
レンゲを持ってきてもらって、スープを一口。塩がまろやかに出汁の風味を包み込む。
メンマは穂先で柔らかくゴマ油で味付け。
チャーシューではなく鶏肉のバジル炒めもスープに合う。
添えられた柚子皮の風味と、途中から追加した卓上の魚粉も味の変化を楽しめる。
鬼そばの名称は「ラーメンの鬼」佐野氏から頂いたのだろうけど
鬼からイメージするのは激辛や背脂など、女性向けでは無いかな。
厨房から伺える店主の形相はお笑い芸人ではなく仕事の鬼の様ではあったが。