約一ヶ月に渡り開催された「大つけ麺博」も、いよいよ最終日。
最終日限定の店舗もあって、初日以来の全10店舗勢揃い。
昼間覗いたときには、人気の「六厘舎」は店舗前では並びきれず、
離れた場所にも行列を作っていたが、19時頃には落ち着いたようだ。
最後の一杯は10枚綴りの回数券が無くなったので、定価で食券購入。
ハルピン@長野県
寝かせダレ チャーシュー麺 870円→800円
最終日のみ出店。
創業昭和47年。長野県諏訪市の名店。
スープは甘味が支配する独特の味わい。
柔らかめの中細縮れ麺。
4年間寝かせたニンニク醤油のタレに漬けられた、柔らかチャーシュー。
シャキシャキの白髪ネギ・青ネギ・メンマ・1/2味玉がトッピング。
店頭の辛味スパイスでピリッとアクセント。
自家製中華そば 麺の虜 牛の虜@山梨県
濃厚和牛つけ麺 870円→800円
訪問時点で一番行列が長かったこちら。隣の店舗のレーンも潰して行列を作っている。
行列の原因は、一回に3杯づつしか茹でていないようで回転が悪い。
30分ほど並んで器を受け取る。
盛り付けも丁寧で、なるほど時間がかかるのはわかる。
麺はパキッとコシの強い中太ストレート。
つけ汁は濃厚クリーミーな牛白湯にたっぷりの青ネギ。一口啜ると牛の旨味が広がる。
チャーシューはもちろん牛バラ肉。甘めのタレが絡んで肉汁があふれる。
店名がプリントされた海苔1枚と、おろしニンニクが添えられる。
卓上のブラックペッパーと、ニンニクを少しずつ溶かしながら味変化を楽しむ。
残念ながら割りスープは用意されていなかった。
六厘者@東京都
世界に向けた 凶暴つけめん 870円
この日だけ登場した「六厘舎」ならぬ「六厘者」。
「六厘舎」を卒業したジャンプ・くり山・さなだ・カネキッチンヌードルの店主と、
三田店主に、カリスマ製麺師の不死鳥カラス氏を加えた6人が作り出す奇跡のつけ麺。
開演前からものすごい行列で、数時間待ちとなっていたようだが、
訪問時には列も捌けて、店員もイベント慣れしているおかげで、
待機時間5分でスムーズに器が受け取れた。
麺は復活した鎖国麺。極太縮れの麺は凶暴と称されるつけ汁に負けないコシ。
そしてつけ汁。濃厚な豚骨魚介スープに、柑橘系の酸味と山椒の痺れ。
つけ汁の中にはゴロゴロのチャーシューとメンマ、たっぷりのネギが沈む。
あっという間に完食。
店頭では不死鳥カラス氏が、自ら割りスープを注いでくれるので、
最後まで楽しめる一杯。
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